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なにかと便利!クロモジウォーター

この記事の目次

愛犬の体がにおうからといって、あまりこまめにシャンプーしすぎるのは禁物です。
過度のシャンプーは皮膚を守る大切な皮脂を洗い落としてしまうため、皮膚トラブルの原因になり、かえってにおうようになることもあるぐらいです。
それに、皮膚が乾燥しすぎてフケがでたり皮膚炎を起こしたりと、シャンプーのしすぎはろくなことになりません。
1ヶ月に1回程度、どうしても汚れが気になるときはせいぜい2回までにとどめておいたほうが無難です。

とはいえ、湿度や気温が高くなる季節には、どうしても犬の体はにおいやすくなるもの。
だからといって、においを誤魔化すために香水をつけるなんて暴挙は言語道断です。
犬の鼻には刺激が強すぎて、これまたろくなことにはなりません。

ハーブウォーターは犬のボディケアに最適

ムワっとした犬のにおいを軽減させ、なおかつ体に悪いものではなく、できれば抗菌作用などがあり、さらには飼い主も良い香りで癒されるようなものがあったら……。
そんな都合のよいものがあるか!と思いきや、これが実はあるんですね。

ハーブウォーターは、植物の精油を抽出するさいに生成される、いわば天然の化粧水
これを愛犬のボディケアに使わない手はありません。
とはいえ、やはり犬の体に安全であり、なおかつ抗菌作用に優れたものを使いたいものです。
こういった条件から考えると、最も便利に使えるのは「クロモジウォーター」ではないでしょうか。

クロモジウォーターに含まれている精油

クロモジとは、芳香のあるクスノキ科の落葉低木です。
昔から根皮を布袋に入れて良い香りの入浴剤にしたり、樹皮を煎じたものを虫刺されやあせも、皮膚病、水虫などの治療薬として利用してきました。
また生薬の原料にもなるもので、烏樟(ウショウ)として薬用酒などに利用されている樹木です。
茶道をたしなむ人にとっては、クロモジの爪楊枝が馴染み深いのではないでしょうか。

そんなクロモジに含まれている精油の主成分は、「リナロール」「ゲラニオール」「テルピネン4オール」「リモネン」などです。

  • リナロール/抗菌、鎮痛、鎮静、抗炎症、抗ウィルス
  • ゲラニオール/抗菌、抗ウィルス、皮膚の再生
  • テルピネン4オール/抗菌、抗炎症、鎮静、咳止め
  • リモネン/鎮静、抗菌、抗ウィルス、血行促進

ハーブウォーターの良いところは、含まれている精油の量が多すぎないこと。
精油が多く含まれていればいるほど、効果が高いと思われがちですが、強すぎる精油は刺激が強く、犬の嗅覚や皮膚にダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。
だからこそ、クロモジを使うにしても、精油よりハーブウォーター(芳香のある蒸留水)がおすすめなんですね。

クロモジウォーターの使い方

クロモジウォーターはその抗菌作用から、いろいろな使い方ができる便利なハーブウォーターです。
耳掃除のローションとしても使えますし、お尻まわりの汚れをふきとるのにも便利。
また、シャンプーしたいけれど洗いすぎかな、と気になる時には、ドライシャンプーとして利用することもできるのではないでしょうか。
さらにはブラッシングローションとしてこまめに使えば、皮膚や被毛のにおいをおさえつつ、被毛をつやつやに仕上げてくれます。
季節によっては静電気防止にも一役かってくれそうですよね。

このように、強い抗菌作用、抗ウィルス作用のおかげで、クロモジウォーターの使いがっては抜群。
しかもウッディー+柑橘系の良い香りがするので、愛犬の体のケアをしつつ、飼い主さんも香りに癒されるという、まさに一石二鳥なハーブウォーターではないでしょうか。

クロモジウォーターを使う際に気をつけること

ハーブだからといて、すべての犬に合うとは限りません。
体質的にハーブが強すぎてしまう子もいます。
初めて使う際にはほんの少量から試してみて、皮膚に炎症が起きていないか、咳やクシャミの原因になっていないかなどを確認してください。
また、ドライシャンプーとして利用する場合は、湿らせた体の水分を最後にきちんとふきとり、被毛をしっかりと乾かすことが大切です。

そして最も重要なこと!
それは、クロモジウォーターを使って愛犬の体をケアする時間を、愛犬との楽しいふれあいの時間にすることではないでしょうか。
クロモジはリラックス系のアロマです。
大切な愛犬をリラックスさせてあげるとともに、飼い主さんもストレス解消してくださいね。