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老犬の尿漏れは絶対に叱らないで!

この記事の目次

愛犬がシニア期と呼ばれる年代に突入しても、最初の数年はなかなか実感できないものです。
毎日一緒に過ごしているのですから、それも当たり前のことですよね。

しかし、「あ、この子も年をとったんだ…!」と実感させられる出来事に、いつかは必ず遭遇するものです。
たとえばちょっとした尿漏れやお漏らし
トイレトレーニングが完璧で、今まで一度も粗相をしたことがなかった犬にも起こりうることです。

加齢による尿漏れ

犬も加齢によって体の様々な部位が衰えていきます。
尿漏れもその一つの現象。
膀胱に尿を貯留しておくための筋肉が衰えることで、尿が漏れだしてしまうんですね。

なにがしかの疾患が原因で失禁している場合は、覚醒時(目が覚めているとき)に尿が漏れ出すこともあります。
しかしそうではなくて単純に老化が原因の場合、その多くは寝ているときに漏れ出していることが多いでしょうか。
年齢的には8~9歳ぐらいになると尿漏れの症状が出やすくなるようです。
実際に、我が家の犬たちも10歳を迎えたあたりから、時々寝床を濡らすようになりました。

加齢による尿漏れは不可抗力

加齢による尿漏れを発見しても、初期の頃はそれが年をとったことによる尿漏れだということにはなかなか気づくことができません。
なぜなら、それ以外は今までとなんら変わりがないからです。
歩いたり走ったりという動作にも、あまり大きな変化は見られません。

だからこそ、飼い主はあまり原因を深く考えずに、単純にトイレを失敗してしまったのではないかと考えてしまいがち。
そのため、つい「こんなところでオシッコしちゃダメでしょ!」と叱ってしまうこともあります。

しかし寝ているときの尿漏れは、どんなにトイレトレーニングが完璧な犬であろうと、犬の意思ではどうすることもできません
犬にしても、好んで自分の寝床をオシッコで汚したいわけではないのです。
もしも飼っている犬が7歳を過ぎている場合、寝床にオシッコのシミを発見した際は、「もぅ~!!」とイライラした声をあげてしまう前に、加齢による尿漏れを疑ってください

急な覚醒時も尿漏れしやすい

これまでに飼育してきた犬たちは、10歳を過ぎた頃から大なり小なり加齢による尿漏れをするようになりました。
と言っても毎回というほどひどいわけではなく、時々程度の頻度ではありましたが。
寝ている間に少量漏れている、というケースが多いですが、急な覚醒時も要注意です。

犬がぐっすり寝ているとき、なんらかの原因で飛び起きるような場面では、なかなかの量を漏らしてしまうことも数回経験したことがあります。
びっくりして漏らしてしまう、という感覚は、私たち人間にもある程度理解できるものですよね。
言うまでもないことですが、こういうタイミングでオシッコを漏らしてしまったとしても、どうか叱らないであげてください
覚醒時にオシッコを漏らしてしまった犬の様子を見ていると、自分でもどうしてこんなことになったのかわからない、という顔をしてとても困惑していたのです。

寝床にオシッコを漏らされてしまうと、始末をしなければいけない飼い主が大変なのは間違いありません。
しかし、ただでさえ突然寝床にオシッコをしてしまい、犬は戸惑っています
そのうえ大好きな飼い主が不機嫌になってしまったら、これほど居たたまれないことはありません。
どうか何事もなかったかのように、さささっと片付けてあげましょう。

イソフラボンを取り入れてみる

あまりにも尿漏れの回数が多い場合は、サプリメントを試してみるという方法もあります。
イソフラボンには尿の流量を調節するための筋肉や、膀胱に尿を貯めておくための筋肉を強化する働きがありますので、膀胱機能の改善に一役買ってくれる可能性があります。
サプリメントで摂取することもできますが、大豆などにも含まれていますので、適量の納豆を食事に加えてみるのもいいかもしれません。

準備をしておけばあわてずに済む

年をとったからといって、すべての犬が尿漏れをするようになるとは限りません。
しかし、「いつかはするかもしれない、しても仕方がないことだ」と覚悟しておくことで、余計なショックは受けずにすむものです。
愛犬が年老いていくことは絶対に避けられません。
だからこそ、先回りで準備をしておくことが飼い主の心の余裕につながります。