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足下が寒い!ストーブの前を陣取る犬たち

この記事の目次

「雪やこんこ あられやこんこ」という童謡の歌詞の中に、♪犬は喜び 庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる♪という部分がありますよね。
言わんとしていることはわかります。
確かにうちの犬たちも、雪が降る中を4匹中3匹は喜んで駆けまわりますから。

駆けまわらない1匹は、一目見てわかるほど寒さに弱いイタリアングレイハウンド。
寒い場所が大嫌いで、冬はドアを開けても外に出ようとしません。

そんなイタグレは猫よろしくコタツで丸くなっていますが(本当に丸くなっています)、雪遊びが大好きな3匹もこたつが大好き。
ストーブやヒーターがついていると、体がアツアツになるぐらい真ん前を陣取ることもあります。
こうなるともう、寒いのが好きなのか、暑いのが好きなのか、さっぱりわけがわかりません。

小型犬だから・・・というわけでもない!?

現在我が家で暮らしている4匹の犬たちは、すべて小型犬です。
小型犬は見た目的にストーブで暖をとっていても、なんとなく違和感がありません。

しかし、考えてみると、かつて我が家にいたジャーマンシェパードと柴犬も、ストーブに点火すると真ん前を陣取っていました。
さすがにジャーマンシェパードと柴犬が並んでストーブにあたっている図は、なんだかとても奇妙に感じたことをよくおぼえています。

しかも、体格が大きなシェパードが陣取るので、ストーブの暖気が遮られてしまうんですよね。
「ちょっと、どきなさいよ!」と無理矢理どかそうとしたら、シェパードも柴犬も顔の毛がアツアツになっていて、ぎょっとしたものです。
犬の被毛の断熱効果ってスゴイんだなぁ、と驚くとともに感心してしまいました。

さて、現在――。
小型犬が温風ヒーターの前をすぐに陣取ろうとしますが、体が小さいのでシェパードのような壁にはならない・・・、かと思いきや、4匹が横並びで一列になると、これがまた見事な壁ができあがるんですよね。

パソコンに向かって仕事をするとき足下が寒いからヒーターをつけるのに、肝心の暖かい空気が一切こちらに流れてきません。
仕方なく厚手の靴下を二重ばきすることもあります。

犬のやけどに注意!

とは言え、あまり長い時間ストーブやヒーターの前に犬をいさせてしまうと、いくら被毛で断熱しているとはいえ、やけどの原因になるのでおすすめはできません。
そもそも、被毛の断熱効果のせいで、おそらくは熱々になっていることに気づいていないんです。

ある程度の時間がたったら「はい、解散~!」と言ってストーブやヒーターの前から追い払いますが、仕事に没頭していてふと気がつくと、いつの間にかヒーターの前には人だかりならぬ犬だかりが復活しています。
仕方がないのでヒーターのスイッチを切るのですが、すると「お前は鬼か!?」とでも言いたげな顔をして、毛布のある寝床へと帰っていきます。

でも当然のことながら、仕事を再開した私の足下はスースーして寒い。
そこでこっそりヒーターのスイッチを入れると、10秒後には全メンバーが戻ってきます。
どんなにそっとスイッチを入れても、犬の耳を誤魔化すことはできません

仕方がないので、またある程度したらスイッチを切る・・・。
寒い季節はこんな行動を繰り返すのがお約束になっています。
面倒だなと思いつつも、犬のいる幸せとは、たぶんこんな毎日ではないかとも思っています。