運動量を減らすなら食事のカロリーも減らさないと意味がない

犬が熱中症にかかりやすいことは、かなり認知されるようになりました。

気温が高い時期に散歩の時刻を早朝や夜間に変更したり、
日中屋外で遊ばせることを中止することは
犬の健康にとってとても大切なことなのです。

毎日の散歩を欠かさない、という義務感だけで対応するのではなく、
臨機応変に変化させることが重要です。

ところで、運動量を減らした場合、
もう一つ減らさなければいけないものがあることに気がついていますか?
それは、1日における総摂取カロリーの量です。

摂取カロリーと消費カロリー

1日の総摂取カロリーを減らしてダイエットしたい!
と自分のカロリー摂取に関しては異常なまでの敏感さを見せるのに、
愛犬のカロリー摂取には無頓着な飼い主さんが意外なほど多いことに驚かされます。

犬も人間も同じ哺乳類――。
摂取カロリーが消費カロリーを上回り続ければ、
それが肥満へとつながることに変わりはありません。


つまり、熱中症を防ぐために運動量を減らしたら、
食べさせるもののカロリーもおさえなければいけない
のです。

おやつが原因で体重増加!?

ところが、運動量を減らして家の中で過ごすことが多くなると、
おやつなどを与える回数が増えて
むしろ通常より摂取カロリーが増えてしまうことがあります。

これが一夏中続いたとしたら、
涼しくなる頃には確実に体重が増えていることでしょう。
1キロや2キロぐらいなら大したことはないと思われるかもしれません。

しかし、私たち人間の体格における1キロ2キロならともかく、
犬の体格から考えたらそれは5キロ10キロの増加レベルになることもあるのです。

当然のことながら関節に与える負荷は増えますし、
気道が狭くなって呼吸が苦しくなったり、血の巡りが悪くなることすらあるのです。

低カロリで腹持ちのよいもの

こういった事態を防ぐためにも、
ご飯として食べさせているドッグフードとおやつのカロリーについて
もっと敏感にならなければいけません。


明らかにおやつを与える回数が増えているのであれば、
ドッグフードの量を減らしたり、低カロリーのタイプに変える必要があるでしょう。

もちろん、おやつそのものを低カロリーのタイプにしたり、
野菜スティックなどを代用するという手がないわけではありません。

しかしどんなに低カロリーのおやつであっても、
基本のカロリーが同じだとしたら、それはプラスされるカロリーでしかないのです。

また、食いしん坊の犬の場合、ドッグフードの量を減らすことで
物足りなさから騒いでしまうことがままあります。


それを防ぐためにはコンニャクを利用するなどして、
腹持ちとカロリーのバランスを上手にとってあげるようにしましょう。