犬を外へ連れ出す前にまずは爪と肉球のチェック!

犬の散歩や運動はとても大切なことです。
しかし、気温が高い時期にまで一律に外へ連れ出すと、かえって犬の健康を害することも。

でも、外へ連れていかないと犬が運動不足になってしまうのでは――?
そんな疑問についても、飼育されている犬の種類が
小型室内犬中心となった現代では、あまりあてはまらなくなったのかもしれません。

常にケージに入れた状態で飼育しているなら別ですが、
室内を自由にさせている場合、あまり深刻な運動不足にはなりにくいからです。

もちろん、だからといって
「室内犬=外で運動させなくてよい」という短絡的な意味ではありません。

熱中症の危険を冒してまで運動させるぐらいなら、
涼しい室内でゆっくりさせている方が体の負担にならない
、ということですね。

外界の刺激が犬のストレスを軽減してくれる

そんなわけで、爽やかな季節が到来したら、思いきり外で遊ばせてあげましょう。

運動不足解消はもちろんのこと、
精神的なストレスをこまめに発散させることは、
犬の健康上とても重要なこと
です。

外界は室内とは比べ物にならないほどの刺激に満ちていますよね。
犬が外の世界と正しくつながることは、
人間社会で犬が健全に暮らすためにとても大切なことなのです。

それを怠ってしまうとちょっとした物音に過剰に反応し、
知らない人や犬と遭遇するたびに興奮が収まらない犬になってしまうでしょう。

そんな状態が犬の精神に良い影響を与えるわけがありません。

爪、伸びていませんか?

さて、久しぶりに外へ連れ出す前に、まずは犬の爪をチェックしておきましょう。

普段からこまめにカットしていればいいのですが、
油断していると犬の爪は意外なほど伸びてしまうもの。

特に長毛犬種の場合は足先が毛で隠れてしまい、
爪が伸びすぎていても見落としてしまうことがあるのです。

その状態でいきなり外に連れ出して思いきり走らせたりすると、
どこかに引っかかったり欠けたりして、爪はおろか指までケガをしてしまうことも。

それに、伸びすぎた爪が着地の衝撃で肉球に食い込んでしまうことがあり、
そんな状態は犬に苦痛を与えるだけです。

散歩させていればそのうち削れるだろうなどと横着をせず、
きちんとカットしてから外へ連れ出してあげましょう。

肉球のケアも忘れずに

ずっと屋外を散歩していたときは肉球が地面に適応して硬くなっていますが、
しばらく間をあけてしまうと肉球が柔らかくなっていることがあります。

肉球が柔らかくなっていたらいきなり全開で歩かせたり走らせたりせずに、
軽いウォーキング程度から始めた方がより安全でしょう。

犬が喜ぶからと調子にのっているうちに、突然立ち止まって動こうとしなくなった――、
こんな場合は肉球がすりむけて痛みを感じていることが多いのです。