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大型犬に古Tシャツを着せて泥汚れを防ごう

この記事の目次

小型犬から大型犬まで、いまや室内で暮らす犬が大勢を占めるようになりました。
ということは、散歩に連れ出した後家へあげる際、
足を洗ったり拭いたりする犬がたくさんいるということです。

足を拭くぐらいなら、それほど手間というわけではありません。
ところが、これがひとたび雨天の中散歩に出ると、
帰ってからのケアがものすごく面倒になる
んですよね。

泥汚れはきれいに落とさないと後々床がザラザラになる原因となります。

足だけが汚れているのなら、
バケツに入れた水で足をすすいでからふきあげれば、案外簡単にきれいになるもの。
ところが胴体、特にお腹周りについた泥汚れはそう簡単には落とせません。

厄介なのは毛の中にもぐりこんだ泥汚れ

ラブラドールやシェパードなど、比較的体高がある犬でも、
雨天の中を散歩をした後は、お腹や四肢の内側などにかなりの泥はねがしています。


たとえ走ったりジャンプしたりという激しい動作をしなくても、
散歩をして帰ってくるとお腹のあたりがドロドロになるんですよね。

どうやったらここまで泥はねがするんだろう?と不思議になるぐらいに、
毛並みの中に泥が入り込むのです。

四肢ならそれこそ前述のように水をくんだバケツに一本ずつ足を入れさせて、
洗ってしまえばスッキリするのですが、胴体となるとそうもいきません。

散歩の後に全身を丸洗いできればいいでしょうが、
よほど時間がある時でもないかぎり、そんなわけにもいきませんよね。

ふいてもふいてもタオルに泥汚れがつき、ブラッシングをして落とそうにも、
湿った抜け毛があちこちにくっついてイライラ……!となるわけです。

つまり、雨天の中散歩した後の手入れを楽にするためには、
もともと泥汚れがつかなくなるような工夫が一番
なんですね。

古Tシャツをいかそう

犬用の雨合羽があるならそれが一番です。

でも、なくても大丈夫! 活躍してくれるのは大人用の古いTシャツです。
大型犬の多くはけっこう人間用のTシャツが普通に着れてしまうんですね。

もちろん胴体の太さには個体差や犬種差がありますから、
メンズもしくはレディースのどちらがサイズ的に合うのかはそれぞれではありますが、
便利なのはメンズのコットンTシャツ。

これを、雨天の中散歩に出る前に着せてしまいます。
首を通し、前足を袖に通すわけですが、そのままでは裾がダランとして効果があがりません。

裾は一昔前の流行のように、一箇所で絞って結んでしまうんですね。
そうすると胴体に比較的フィットさせることができます。

要するに、Tシャツでお腹を泥はねからカバーするわけです。
たかがこれだけのことなのですが、これがけっこう便利。

散歩から帰って脱がせると、お腹への泥ハネがかなり軽減されているだけでなく、
背中の被毛がびっしょりと濡れてしまうことも防いでくれるためか、
犬の体が生臭くなりにくいのです。

どこの家庭でも、着古したTシャツの一枚や二枚はあるのでは?
捨ててしまう前に、ぜひ犬の散歩に役立ててみてください。