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犬をホテルに預けるならワクチン接種済みでなければならない

この記事の目次

犬のいる生活と、いない生活。
一度犬との暮らしを経験してしまうと、犬のいない毎日なんて考えられない!
という人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、犬がいるからこそ大変なこともあります。
その一つが、気軽に泊りがけで出掛けることができない、ということかもしれません。

犬をどこに預けるか

一人暮らしの飼い主は、必ずこの問題に直面することになります。
では、家族世帯ならいいかといえば、そう単純な話しでもありません。

家族全員で旅行に行くことがなかったとしても、
冠婚葬祭は家族総出で行かなければならない場面だってあるでしょう。

同居の祖父母が面倒をみてくれるとか、
隣近所に預かってもらうという方法は一昔前なら普通にありました。
しかし、今ではそう簡単にはいきません。

また、前もってわかっていれば
預かってくれる親戚や友人を探すこともできるかもしれませんが、
緊急時にはそうもいかない
のではないでしょうか。

ペットホテルに預けるという選択

このような場合、便利なのはペットホテルなどの、有料で犬を預かってくれる施設です。

動物病院が併設しているペットホテルでは、
選択するコースによっては預けている間に
健康診断をしてくれるオプション
がついていたりしますから、いい時代になりました。

宿泊の形態も、狭いケージに入れっぱなしのホテルもありますが、
広々とした運動場が併設されていて、
きちんと遊ばせてくれるところ
もあり、実に様々です。

ペットホテルに預けられるということは、飼い主が不在であり、
さらには慣れない場所で寝泊りするという、犬にとってはストレスだらけの状況。

ですから、少しでも犬にとって条件の良いホテルを選択することは、
とても大切なことなのです。

ところで、宿泊施設に愛犬を預ける際に
大前提となっていること
がありますが、ご存知ですか?

それは、伝染病予防ワクチンが接種済みである、ということです。

ワクチン証明書の提示を求める施設を選ぶ

ペットホテルなどの宿泊施設には、
当たり前のことですがいろいろな場所から犬がやってきます。

もしもそこに伝染病に感染した犬が混ざってしまうと、
他の犬に感染させてしまう可能性があるわけですね。

そういう事態を防ごうとしたら、宿泊させるすべての犬が
伝染病予防ワクチンを接種していることは基本中の基本
なのです。

そのため、きちんとしたホテルでは
宿泊の際にワクチン接種証明書の提示が必要となります。

逆に言えば、犬を預かる際にワクチン接種証明書の提示を求めないところは、
伝染病にかかっている犬を預かっているかもしれない、
ということになるわけですね。
そういうところは往々にして衛生管理が徹底していません。

大切な愛犬の健康を守るためにも、伝染病予防ワクチンの接種は
毎年欠かさずに受けさせておきましょう。


普段から備えておけば、急な用事で
犬を置いていかなければいけなくなっても、あわてずに済むのです。