自宅での爪切りに四苦八苦!試しにこんな方法はいかがですか?

愛犬はとても可愛いのに、爪を切ろうとして大暴れされるのにはウンザリ――。
なんて飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

こまめに爪を切ったほうがいいのはわかっていても、犬が嫌がるのでついつい先送り。
そしてその結果、気がついたら爪がフォークのようになっていた、なんてことも。

そんなときは無理をせずに、トリミングサロンや獣医さんに頼めばいい……と、わかってはいても、なかなか腰が上がらないことだってありますよね。
どうにかして、自宅で犬の爪切りができそうな方法はないものでしょうか。

事前準備は入念に

爪切りを怖がる犬は、足を持たれただけでも拒否反応を示すことがあります。
そんな状態の犬をなだめつつ、血管と神経を切らないように細心の注意をはらいながら爪を切る……。
大変というか困難というか、もう「無理!」と叫びたくなりますよね。
爪切りを嫌がらなくなるように、時間をかけてゆっくりじっくり丁寧に取り組めればそれがベストですが、現実問題としてはなかなかそうもいきません。

となると、たとえ1本ずつであろうと切っていくしかないんです。
そこで、爪をカットする瞬間までの時間を少しでも短縮できるように、事前に準備できることはしておかなければいけません

まずは、どの指の爪がどの程度伸びているのかをチェックします。
前足だったら左右合わせて爪が8本、そこに狼爪を加えると10本。
後ろ足は左右合わせて8本で、狼爪が残っている場合はさらに2本が加わります。
つまり、後ろ足の狼爪がない犬で18本、ある犬は20本の爪を切らなければいけません。
その18本もしくは20本の爪を、事前にしっかり観察してください。

すべての爪が伸びてはいるでしょうが、しかしその伸び方には差があるはず
仮に、すべての爪を切る前に犬が大暴れして中断するとしても、最も伸びている爪だけはなんとしても処理しておきたいところです。

黒い爪を切るときは

白い爪は血管が透けているので、切る位置を特定するのは難しくありません。
しかし、問題は黒い爪。
真っ黒い爪は血管が透けて見えないため、切る位置を特定するのが難しいんです。

しかし、一口に黒い爪といっても、その黒さは一律ではないはず。
一部が白かったり、黒というよりは茶色であったり、爪の表側だけが黒いこともあります。
そういう爪の場合、下から懐中電灯の光をあてると、血管が透けて見えることがあるんですよね。
そうやってすべての爪を確認したあとは、どの指がどういう色の爪をしていたか、結果をきちんと記録しておきます

また、どうやっても血管が透けて見えない爪であっても、よく見ると爪の質感に違いのある部分がわかるかもしれません。
これは、以前にカットした部分を境として、そこから伸びた爪と元からあった爪に質感の違いがでたからです。
その境界を発見することができたら、そこにマーカーで印をつけておきましょう
伸びた部分だけを切り落とすことができます。

目隠しをして爪を切る

犬によっては、タオルなどで視界を覆ってしまうだけでも、大人しくなることがあります。
ただし、視界をふさいだからといって飼い主が緊張感バリバリで足を持ってしまえば、犬にはそれがもろに伝わることに。
それでは意味がありませんので、できるだけ二人一組で爪切りに取り組んでください。

まずは一人が抱っこした状態で犬に目隠しをします。
そして、爪を切っていくわけですが、抱っこしているほうの人は、犬を安心させるように優しく声をかけ続けます
そのすきに、もう一人が爪を切ってください。

不安にさせないようまずは後ろ足から始め、嫌がったら無理に押さえつけたりせず、いったん休憩を入れる際にはオヤツをあげます。

高所での爪きり試してみる

犬の目線を高くした場合も、大人しくなることがあります
と言っても、犬を高いところにあげて爪を切るのではありません。
一人が犬を小脇に抱えた状態で、イスの上などに立つのです。

小脇にかかえられた犬の四肢はフリーになりますから、爪切り係りは犬の視界に入らないようにして、爪を切っていきます。
この場合も、後ろ足の爪から始めると犬の視界に入りにくく、比較的すんなりと切らせてもらえることも多いんですよね。

ただし、くれぐれも犬を落とさないように注意してください。
重たい犬を抱えていられるだけの腕力があるなら別ですが、無理は絶対に禁物です。

記録画像を残しておく

とりあえず、一度だけトリミンサロンや獣医さんで爪を切ってもらうとします。
見事に爪が短くなって戻ってきたあかつきには、ぜひとも指をアップにした画像を残しておきましょう。
どの爪をどのぐらい切ったという詳細な記録が残っていると、後々に必ず役立ってくれるはずです。

とにかく、爪切りを放置したところでいいことは一つもありません。
どんな方法であろうと、ダメもとぐらいの気持ちでトライしてみると、意外に上手くいくこともあるんですよ!