寝床を譲らせようとする犬に対応は3者3様
我が家には4匹犬がいますが、寝床は3つしか用意していません。
以前はちゃんと4つありました。
しかし、2匹いるミニチュアシュナウザーのうち年長の1匹が
ほぼ毎日誰かの寝床(主にイタリアングレイハウンド)の寝ているベッドに
無理矢理もぐりこんでしまうため、1つが空きベッドになることが多かったのです。
だったらベッドは3つでいいか、と1つを撤去したわけですが、
時々このシュナウザーも1匹で寝たくなることがあるようです。
そんな時はどうするのでしょうか?
誰かが寝ていても、無理矢理追い出そうとするのです。
圧力でどかす作戦
寝床が空いていないのに一人寝がしたいシュナウザーは、
強引に他の犬をどかしにかかります。
寝ている顔を間近でのぞきこむ位置に立ち、
じっと見つながらウーと唸ったりするのがその方法。
ところが、これをされたときの反応があまりにも3者3様なのです。
まずは一番年長のパグ×パピヨンのミックス犬の場合。
どんなにシュナウザーがガンをとばしても、唸り声をあげてみせてもまさにガン無視します。
神社の狛犬かシーサーの置物か、というぐらい微動だにしません。
ただじっと受け流すのみ。もちろんどきません。
こうなると、シュナウザーは根負けして違うベッドへと標的を変えます。
次にイタリアングレイハウンドの場合。
シュナウザーが近づいてきただけで、近寄るなと威嚇の唸り声をあげます。
それでもシュナウザーが無視して寝床に入ろうとすると、
ガバっと起き上がって出ていってしまいます。
ところがたいがいの場合は数分後にイタが寝床に戻り、
結果的に2匹で寝るという通常モードへ落ち着くのですから、
最初から2匹で寝ればいいじゃないかと思うのですが、
まあ犬達なりにいろいろと思うところはあるのでしょう。
そしてもう1匹のシュナウザーの場合。
至近距離から顔をのぞきこまれると、よくそこまで首が折れるね、
と感心したくなるほどの角度で顔を反対側にそむけます。
そしてその体勢でしばらくは耐えるのですが、
もうダメだと思うのか、突然寝床から逃亡していきます。
こうなると追い出されたシュナウザーの行き場がなくなるので、
仕方なく床の上に毛布を敷いてやることに。
我が家ではこの簡易ベッドの古い毛布を
「びんぼっちゃまゾーン」と呼んでいます。(知ってる人は知ってますね)