MENU

夜間に犬の散歩をするなら反射板は必須!

この記事の目次

黒い毛色の犬を飼っている飼い主さんならわかると思います。
黒毛の犬って、夜になるとびっくりするぐらい見えづらくなりますよね。

街灯がついていたとしても、そうそう煌々としているわけではありません。
ぼんやりとした灯りぐらいでは、犬の姿は闇にまぎれてしまうのです。

そうなると、他者が犬の姿を確認できるのはけっこう近づいてから。

もちろん、飼い主はそこに黒毛の愛犬がいることはわかっています。
しかし、近づいてくる車の運転手や、自転車に乗った人にとってはどうでしょうか?

ここに犬がいることを知らせることの大切さ

飼い主にしてみれば、リードの先に犬がいることはわかりきったこと。
しかし、すれ違う人や車にしてみればそんなことは知りません。

暗闇の中、近づいてきた車や自転車が
犬の存在に気づかずにあなたを追い越そうとしたらどうでしょうか?

犬を連れていることに気がつけば、もちろん犬ごとよけてくれるでしょう。
しかし、姿が見えていなければそんな配慮があるはずもありません。

また、犬の姿が見えづらいと通行人に迷惑をかけることもあります。
犬がいると思わずに近づいてきた人が、
いきなり目の前に犬が現れた(ように感じた)らどう思うでしょうか?

実際に、黒毛のシェパードを夜間に散歩させていたとき、
道の向こうから歩いてきたお年寄りはすれ違うまで犬の存在に気づきませんでした。

その結果お年よりは通り過ぎざまに驚いて飛び退り、勢いあまって転んでしまったのです。
せめて小型犬だったらぎょっとする程度で済んだのかもしれません。
本当に申し訳ないことをしたと思っています。

黒毛以外の毛色も夜間は見えにくい

うちの犬は黒毛じゃないから心配ない、などと思うのは大間違い。
茶色だろうが白と黒のブチだろうが、夜間はかなり見えにくいのです。

車を運転する人なら、夜間歩いている人の洋服が何色であろうと、
見えにくいことは実体験で知っていますよね?

しかし、反射板がついているだけで
ぐっと視認性がよくなることも経験済みだと思います。

無灯火で走ってくる自転車が前方からくると全然見えないのに対し、
背後から近づくと反射板のおかげで存在がわかりやすいですよね?
つまり、反射板がついているだけでもかなり視認性はよくなるのです。

夜間に散歩に出るのであれば、最低でもリードや首輪に反射板をつけておきましょう。

また、暗くなりはじめの時刻は視界が利かなくなっているにもかかわらず、
自動車はまだライトを点灯していないことが多いもの。
そうなると、反射板では効果がありません。

できればLEDライトなどがついた首輪をつけておくと、
なお一層犬の安全が確保できます。


夜間の安全を意識した首輪やリードはいろいろな種類のものが販売されていますが、
新たに購入することに抵抗を感じる飼い主さんがいるかもしれません。

100円ショップに行けば反射板などは簡単に手に入れることができますから、
現在使っている首輪やリードに装着するぐらいの手間はかけましょう。