ペットシーツを食べる犬は歯周病まっしぐら

食糞をしたり、オシッコをなめる犬がいます。

原因がはっきりと解明されているわけではなく、
ストレスやミネラル不足が指摘されることもありますが、
どうもそれだけではないような…。

毎日きっちりと散歩に連れ出し、運動も遊びも適度にさせている。
血液検査や尿検査にも異常は全く見つからない。
それでも食糞をしたりオシッコをなめる犬がいます。

幼い頃ケージに閉じ込められていたせいだ…、と
理由をつけようとすることもありますが、
そうではないのびのびとした環境で育っていてさえありうることなのです。

原因はともかくとして、見た目の印象が悪いだけではなく、
実際問題衛生面で問題があることは間違いありません。

ペットシーツを破いて食べる犬

食糞や床にしたオシッコをなめることも止めさせたいですが、
飼い主が一番困るのはトイレシーツを
ビリビリにしてしまうタイプの犬ではないでしょうか。

ただ単にビリビリにするだけならまだしも、
オシッコのついた部分のポリマー(高分子吸収体)を食べしまう子がいます。

高分子吸収体は少量であれば体内に入っても騒ぐほどの害はないそうですが、
水を吸って膨張することを考えると、やはり体に悪そうな気がしますよね。

現に、ペットシーツを食べた後の犬の糞は見事にポリマーで固まっています。
おまけに、オシッコがついた部分を食べていると
糞なのにオシッコの臭いがするという、
なんとも奇妙な代物を排出したりします。

いずれにしても、仮に体への害は心配するほどではなかったとしても、
だからといってそれが体に良いわけではありません。

なんとしても止めさせたいところですがこういった癖を持ち始めると、
まるで麻薬のように叱られても怒られても繰り返してしまうことがあります。
だからといって、そのまま放置することはやはり危険です。

なぜなら、ペットシーツを食べることで歯周病にかかりやすくなるからです。

愛犬の歯をチェック!

ペットシーツをビリビリしたり、
破いて中味を食べる犬の飼い主さんは至急愛犬の歯をチェックしてください。
歯間に付着物はありませんか?

ペットシーツを破く場合、爪で引っかくというより
前歯などを使って破くことが多いように思われます。

そのため、特に前歯の歯間にベッタリとポリマーが付着していることが多く、
ここに食べかすが付着することで歯周病への道のりを一気に短縮してしまう
のです。

ポリマーが付着した最初の段階は、
透明に近い白っぽいものがついている程度のため、
見逃しやすい
のが怖い点でしょうか。

それらを放っておくとあっという間に黄ばんだ茶色の歯垢となり、
さらに放置するとガチガチの歯石に変化していく
のです。
この時点ではおそらく歯茎に腫れがみられますし、かなりの口臭もするはずです。

こんなことになる前に口の中をきれいにするべきですが、
すでにこの状態になってしまっていることを発見したら
一刻も早く歯周病対策をしなければ手遅れになるでしょう。

ペットシーツを破かれても新しいものを敷きなおせばいい、
などとのんびり構えている間に、愛犬の命は刻々と削られているかもしれません。