MENU

ドッグカフェにおけるマナーを考えよう

この記事の目次

犬を飼ったら、ドッグカフェで愛犬と一緒にお茶してみたくありませんか?

しかし、いくら犬連れOKのお店であっても、
当然のことながら守らなければいけないマナーはあります。

それを理解していないと知らない間に
「マナー知らずのダメ飼い主」「迷惑な客」
というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

そのお店の主旨はどっち?

同じように犬連れて入ることができたとしても、
お店のコンセプトには差があります。

一つは「大人しくしていられる犬なら
一緒に連れて入ってもいいですよ」
というコンセプトのお店。

そしてもう一つは「犬好きが犬連れで積極的にカフェを楽しみましょう」
という犬を中心としたコンセプトのお店。

前者の場合、ベースとなっているのは普通の飲食店と同じであり、
大人しくしていられる犬であれば
テラスや限られたエリアなどのみ入ってもOKですよ、
というスタンスであると解釈するべきでしょう。

つまり、犬を連れていないお客様がいるところに
犬連れの人間が入っていくイメージ、
ということになるでしょうか。

一方、後者の場合は犬専門の用品店であったり、
ドッグランなどに併設された店舗であることが多く、
基本的には「犬」をキーワードにした店作りがされています。

どちらのタイプであっても守るべき基本的マナーは同じですが、
前者は犬を連れて入ることが前提とはなっていないため、
客の中には犬が苦手な人もいることをあらかじめ踏まえておくべきです。

犬好きだけが集まる場所なら、何か失敗してもある程度は仕方がないと
大らかな目で見てもらえるかもしれません。

しかし、一般客が多い場合はなかなかそうはいかないものです。
あまりにも犬連れ客に対するクレームが多くなれば、
店は犬連れOKというスタンスそのものを中止してしまうかもしれません。

基本的に店内で排泄はさせない

ドッグカフェの中で粗相をすることがないように、
カフェに入る前に排泄を済ませておくべきです。

テーブルの下にトイレシーツを敷いておく飼い主
見かけることがありますが、これはマナー違反です。

仮にも食べたり飲んだりする場所で、
トイレシーツが視界に入ることは他者に不快な思いをさせかねません。

排泄は済ませてきたものの、今ひとつ自信がない場合は
マナーパンツを履かせるなどして、不意の排泄がないように対策しておくべきです。

イスの上には座らせない

ドッグカフェにおいて、基本的に犬は床の上で
ダウンステイさせて待たせるべき
です。

小型犬だからとイスに座らせる人がいますが、
これはヒンシュクものですから絶対にやめておきましょう。

もしイスに座らせることがOKという店であっても、
直に座らせることはマナー違反ですし、衛生面でも好ましくありません。

この場合は敷物などをあらかじめ持参しておき、その上に座らせるべきです。

連れて入ってはいけない犬

そもそも、ドッグカフェに連れていってはいけない犬がいます。

ドッグカフェに連れて行ってはいけない犬の例
  • 発情中のメス犬
  • 狂犬病予防ワクチン、伝染病予防ワクチンを接種していない犬
  • ノミやダニがついていたり、疥癬などにかかっている犬
  • 犬に会うと見境なく吠えまくる犬
  • 噛み付き癖のある犬

どんな事情があろうとも、上記のような犬を連れて
ドッグカフェに行ってはいけません。


こんなことは当たり前のことですが、守れないダメ飼い主がいるせいで
犬連れOKの場所がなかなか広がらないのは、非常に残念なことではないでしょうか。