賃貸住宅で犬を飼うなら無神経な飼い主になってはいけない

賃貸住宅であっても、
今はペット可の物件をいくつも探せる時代になりました。

それは何も首都圏だけの話しではなく、
地方都市でもそのような流れが進んでいます。

しかし、いくらペット可の物件であっても、
犬と快適に暮らすためには、マナーを守らなければいけません。


そんなことはいちいち話題にするまでもなく当たり前のことのはずですが、
それができない入居者が増えたことで、トラブルになるケースも発生しているのです。

ペット可は好き放題していい、という意味ではない

ペット可の物件といっても、
ほとんどの場合は普通のアパートやマンションの契約条項に
ペットの飼育が許可されているだけであり、
防音設備などが特別に整えられているわけではありません。

つまり、犬がキャンキャン吠え続けたとしたら、
それはすなわち騒音でしかないのです。

もちろん、犬は何か理由があって吠えています。
寂しかったり、何かを伝えようとしていたり…。

しかし、それはあなたの家の事情であって、
隣近所がそれで迷惑を受けてもいいということではありません。

そこを勘違いし、ペット可物件なんだから犬の鳴き声ぐらいで文句を言うなんて、
と逆上する人がいますが、それはとんでもなく常識のない行為です。

ペット可物件に住む人は、ペット不可の物件に住む人よりは、
おそらくそれでもかなり寛大な部分はあることでしょう。

その、寛大な住民からクレームがついたとしたら、
その騒音の度合いはかなり大きいと判断するべきであり、
きちんとその問題に向き合わなければなりません。

飼い主が不在の間の犬の行動をよく考える

一人暮らしだったり、夫婦共働きで犬を飼う家庭も多いと思います。
その場合、犬は飼い主が不在にしている間は留守番をしているわけです。

この飼い主不在の時間帯に、近隣に迷惑をかけていたとしたらどうしますか?

例えば、真夏よりも少し前ぐらいの時期、
窓をすべて閉めて外出すれば当然室温は上がってしまうでしょう。

その室内で犬を留守番させるにあたり、
熱中症にならないようにと窓を開けて
網戸にしたまま出かける飼い主がいることをご存知ですか?

犬がいるから防犯になるし、
うちは泥棒に入られても盗られて困るものはないから…、
などと勝手な理由をつける飼い主がいます。

しかし、それはあなたの側の都合だけであり、
隣近所のことを考えていません。

留守番の最中に誰かの来訪でドアホンが鳴ったり、電話が鳴ったりで、
そのたびに犬はワンワン吠えているかもしれないのです。

窓が閉められていたらそれでも音漏れは最小限におさえられるのでしょうが、
窓が開いていればすべて筒抜けです。

こういう可能性を考えたら、窓を閉めきりにしたら危険だと思う季節には、
窓を開けるのではなく、エアコンなどで空調をして出かけるべきではないでしょうか。

そんなことをしたら電気代がバカ高くなる!という理由で
窓を開けて外出しているのだとしたら、それは無神経な飼い主だと言わざるを得ません。

犬は人間のルールに従って、人間社会でしか生きることが許されない動物です。

つまり、隣近所も含めた「人間社会」の中でトラブルなく暮らしていくことが、
犬が一番平穏に過ごせるのだということを忘れてはいけないのです。