犬の寝相は個性いろいろ

人間の寝相には人それぞれ癖があるように、犬の寝相にも癖があります。
もちろん、室温や寝床の状況などでいつも同じ寝相というわけではないでしょう。

しかし、毎日のように寝姿を見ていると、向きなどは完全に左右対称というより、
どちらかに偏りがちになっていることに気がつくのではないでしょうか。

人間が横向きで眠る時にも落ち着く方向が人それぞれありますから、
それと同じ感覚なのかもしれません。

眼が大きな犬種は寝相に注意

眠っている時、顔の右か左のどちらかの面を下にして眠る癖のある子の場合、
下になっている方の眼にバイキンが入ってしまうことがあります。


特に、シーズーやパグ、フレンチブルドッグなどのように
眼が大きな犬種の場合は半眼で眠ることが多いため、
よりバイキンが入りやすいのかもしれません。


そのため、出来る限り寝床は清潔に保つように心がけておきましょう。
起きた後、片方の目を閉じている場合は異物などが入って
眼に痛みを感じているのかもしれません。

軽度なものであればしばらくすると何事もなかったように目が開きますが、
もしいつまでも目を閉じていたり、いつもより涙がたくさん出ている場合は
速やかに動物病院で診てもらった方がよいでしょう。

角膜などに傷がついてしまったら大変です。

布団の好みは千差万別?

犬によっては寝る時に敷物に潜りたい子もいれば、
体の上に布がかかっている状態を好まない子もいます。

寒さに弱いシングルコートの短毛犬などが
冬に布団の中に潜りたがるのはなんとなく理解できますが、
ある程度暑さにも寒さにも対応できる犬種の場合は、
完全に個体の好みによって分かれる傾向にあるようです。

同じ犬種を同じ室内で寝かせても、一方は布団の中に潜るのに、
もう一方は常に布団を体の下に敷く状態を好み、
体の上を布で覆われることを嫌がる子もいます。

まったく同じ環境で育てている同じ犬種でこのような違いがでるということは、
やはり好みがあるとしか判じることができません。

ですから、多頭飼育している場合はできるだけ
それぞれが一番くつろげる状態の寝床を用意してあげたいものです。

人間的な感覚でつい寒い夜などは
温かくなるように布団をかけてやりたくなりますが、
それが迷惑だと感じる子にとってはありがた迷惑でしかありません。

犬というのはすべからく「親の心子知らず」が基本
となっているところがありますので、
そこは個人(犬)の好みを尊重してあげましょう。