犬を飼うなら家族全員の賛同をとりつけてこそ犬は幸せ

犬を飼おうと考えた時、一緒に暮らしている家族全員の
賛同が得られていると、話はとてもスムーズにまとまります。

もめるとすればどの犬種にするか、毛色はどうするか、
オスにしようかメスにしようかというような、
いずれにしても楽しい話題が中心になるでしょう。

しかし、家族の中に犬を飼うことを反対している人がいた場合、
事が穏やかにいかない場合が往々にしてあるのです。

家族全員一人ひとりの賛同を得る

犬を飼いたいと考えたら、
必ず家族一人ひとりの気持ちを確かめなければいけません。


明らかに反対するだろうと予想される人に隠したまま話を進めた場合、
後々に大きなトラブルへと発展することがあるからです。

もしお子さんが犬を飼いたいと言い出したら、
許可をもらうべきはお父さんやお母さんだけではありません。

同居のお祖父ちゃんやお祖母ちゃんなど、家に住むすべての家族に確認し、
出来る限り全員の賛同をとりつけておくべきです。

言っても絶対に反対されるから…、と内緒にした結果、
家族内の人間関係に亀裂が入ってしまったのでは意味がありません。

子犬は可愛いから、顔を見てしまえば可愛くなるに決まっている、
と考えるのは犬が飼いたい人の発想です。

もちろん結果としてそうなることはありますが、
ならない可能性だってあるのです。

子犬は新しい環境にやってきた当初、夜鳴きが激しかったり、
部屋のあちこちに粗相をしてしまうかもしれません。


ただでさえ犬を飼うにあたって
自分の意見は無視された、と感じていた家族の誰かが、
子犬の鳴き声で睡眠不足に陥ったとしたら
寛大な気持ちでいることなど不可能でしょう。

感情のもつれや不和の原因が子犬にあるように思われて、
下手をすれば存在そのものが憎まれてしまうことにもなりかねません。

しかし、そんな状況を招いたのは犬ではなく、
きちんと根回しできなかった人間の責任なのです。

犬が家族に加わるということ

人も犬も両方が幸せになるためには、
家族全員が犬を歓迎することが一番です。

犬を本当の意味で家族の一員にしたいのであれば、
誰か一部の人間の満足ではいけません。

家族全員の同意を得るための努力をし、
もし反対する人がいたら妥協点が見つかるまでしっかりと話し合うべきなのです。

そういった過程を経て犬を迎えることで、
一つの命を預かるのだという覚悟も自然と生まれていくのではないでしょうか。

犬を飼う楽しさというのは、それだけの労力をはらっても
惜しくないものがあることは間違いありません。

しかし、おいしいところだけをつまもうと考えているようでは、
犬のいる生活の本当の幸福感を味わうことはできないのです。