ヨークシャーテリアには独特の体臭がある

ヨークシャー・テリア(ヨーキー)には何ともいえない気品があり、
上流階級の犬のように見えますが、もともとは労働者階級のネズミ捕りでした。

現在のヨーキーはシルキーでダーク・スチール・ブルーと呼ばれる
ミステリアスな毛色が美しく、とてもそんなイメージはわきません。

見た目の雰囲気からおとなしそうなイメージをもたれやすいですが、
さすがテリアだけあって、なかなかに負けん気が強く頑固で警戒心が強いところがあります。

きちんとシツケをしないと興奮してやたら吠える犬になりかねませんから、
小さくて可愛いからと人形のように扱うのではなく、
きちんと犬としてのトレーニングを入れましょう。

ヨーキーの体臭

しっとりとした毛におおわれたヨークシャーテリア

小さくて光沢のあるシルキーな毛が美しいヨーキーですが、
なぜか独特の体臭があります。

犬なんてみんなそれなりに臭いものだろうと思うかもしれませんが、
ヨーキーの体臭には犬臭さとは明らかに違うものがあります。

油断するとすぐに皮膚や被毛が脂でべたつきますから、
ヨーキーを飼うならこまめなシャンプーが欠かせません。

また、せっかくこまめにシャンプーをしても
乾かし方が雑だとさらに臭くなりますので、
ドライヤーで完全に乾かし、なおかつ毛の手入れもする必要があるのです。

つまり、シングルコートで毛が抜けにくいから……、
などという理由だけでヨーキーを選ぶと、
まず間違いなく体臭に悩まされることになるでしょう。

少しでも体臭を減らすためには…

少しカットしてさっぱりとしたヨークシャーテリア

体臭を減らすためにはシャンプーなどの外側からの手入れは大事ですが、
同時に体の内側からのアプローチも考えなければいけません。

具体的に言えば、ヨーキーは食べるものによって
その体臭が強くなったり弱くなったりしやすいところがあります。

ドッグフードの種類によっては体臭はかなりきつくなり、
糞もベタッとして酷い臭いを発することがありますが、
体質に合うドッグフードを見つけることができると、これらがかなり軽減できるようです。

ヨーキーの飼い主は、そういった日々のちょっとした変化を見逃さない
細かい体調管理をする覚悟をしなければ、
せっかくの生きた宝石を駄目にしてしまうかもしれません。

美しいロングコートを保つことは至難の業

美しいロングコートのヨークシャーテリア

ドッグショーなどに出場しているヨーキーの美しさには目をみはるものがあります。

ミステリアスな色合いの長い毛をさらりとなびかせる姿には憧れを感じますが、
普通に暮らしているとあそこまで美しく毛を伸ばすことはまず不可能でしょう。

とにかく、シルキーな毛はすぐに擦り切れてしまうのです。

そのため、ドッグショーに出場するヨーキーは、
普段は毛が傷まないように柔らかい紙で毛束をラッピングして保護しています。

一般家庭の犬として毎日それを続けることはかなり難しいため、
引きずるほど長く毛を伸ばすことはできないとあきらめた方がよいでしょう。

それよりも、こまめなシャンプーと定期的なカット、
それから耳の中の掃除などを完璧にすることで、
きっちりと清潔さを保つ方が確実にヨーキーを美しく見せることができるでしょう。