寝たきりになった犬に伏せの姿勢をとらせてあげたい!

寝たきりになった犬を長時間同じ姿勢のまま寝かせてしまうと、床ずれをおこしてしまうだけでなく、筋肉萎縮や全身の機能低下につながります。
防止するためには定期的に寝返りをうたせてあげる必要がありますが、左を下にしていたから今度は右を下に、次はまた左を下に、という単純に左右を入れ替えるだけの寝返りでは、首や体幹は衰えていく一方


とは言え、なにかと忙しい現代人にとって、なかなか四六時中寝たきりの犬の世話をすることは難しいですよね。
では、どのような対処をすれば寝たきりになった愛犬を快適に過ごさせてあげることができるのでしょうか

寝たきりになった犬の気持ち

寝たきりになった愛犬が寝ている場所に一緒になって横になってみたことはありますか?
もしなかったら、ぜひ一度ゴロリと横になってみてください
こんな簡単なことでも、実践してみると意外なことに気づかされることがあります。

たとえば、床の上に敷物などをしいて寝かせているとしたら、思っていた以上に床が固いという事実に気がつくかもしれません。
また、寝たきりの犬と同じように横向きになった姿勢のままじっとしていると、部屋の様子がよく見えなくて、ひどく退屈させていたのではないかということに気づくこともあります。

寝たきりになった犬は若い頃のように、自分の思うままに体を動かすことができません。
でもだからと言って、ただボーっとしていたいわけではないんですよね。

伏せの姿勢を保つことができる便利な犬の介護用枕

愛犬の足腰が立たなくなり、寝たきりになるとつい横向きで寝かせてしまいがち。
しかし、できるだけ伏せの状態をとらせたほうがいいのです。

とは言え、首の筋肉が衰えてしまうと、伏せの状態で顔を上げ続けていることが難しくなります
そこで利用したいのがU字型の犬の介護用首枕

この首枕にアゴを乗せるだけで伏せの状態を保つことができるようになり、その結果首周りを中心に背中や胸周りなどの筋肉に刺激を与えることができます

これによって血行が促進されることになり、全身がコリ固まってしまうのを防ぐことができるのです。

また、首枕にあわせて胴体を固定させられる犬の介護用胴枕も使用すると、さらに効果は抜群。
胴枕はやさしく体を受け止めてゆっくり沈みこむ柔らかい素材でできているため、体の一部分に余計な圧力がかかりにくく、床ずれを防ぐのにも一役買ってくれます。

大好きな家族が見えることの安心感

介護用の首枕や胴枕を使って伏せの姿勢が保てるようになると、良い効果が表れるのは体だけではありません。
首を持ち上げていられるおかげで視界が広くなり、大好きな家族の姿が見えやすくなります

寂しいのが苦手な犬にとって、家族の存在をしっかりと感じられることがどれほど嬉しいことか。
横向きのまま寝かせ続けているのに比べて、首を持ち上げていられる伏せの姿勢をとるだけで、犬は家族と一緒に過ごしている感覚が強くなるのは間違いありません。

また、犬の顔が持ち上がっていると、飼い主の側から見ても犬の異変に気づきやすくなるメリットがあります。

さらにはアイコンタクトもとりやすくなるため、愛犬の精神的な状態を把握しやすくなるのも良い点ではないでしょうか。

食事や水飲みのときにも伏せの姿勢をとらせたほうがいい

寝たきりの愛犬を伏せの姿勢で固定させることができると、食事やお水を飲ませるときにも安心です。

体の小さな小型犬なら片手で顔を支えながらご飯を食べさせたり薬を飲ませることもできますが、大型犬になるとそうもいきませんよね。

でも介護枕で首が立っている状態で固定されていれば、飼い主さんは愛犬が食べたり飲んだりしやすいように両手を使うことが可能になります

それに、食事のあとは横向きで寝ているより伏せの姿勢のほうが胃の負担になりにくく、消化がしやすい状態でキープすることができるのです。

このように犬の介護用首枕と胴枕は必ず役に立つものなので、まだ使っていない飼い主さんはぜひ一度使用を検討してみてはいかがでしょうか。

ほんの短い時間でも伏せの姿勢は効果あり

伏せの状態を保ったままでいさせてあげられるのが、たとえほんの短い時間であろうと、効果は必ず感じられるはずです。
家族の顔を見ながら安心してウトウトする愛犬の姿を見たら、介護の疲れも軽くなりそうだと思いませんか?