犬は猫に勝てない

現在、日本で一番多く飼育されているのは犬、そして二番目は猫です。
それぞれに性質の違う生き物ですから、どちらが良い悪いと比べることはナンセンス。

それでもイヌ派ネコ派と分けようとすることに意味はあるのでしょうか

ところで、犬と猫が戦ったらどちらが強いのか考えたことはありませんか?
犬も猫も今までに一度も飼ったことのない人は、
体格に差があれば犬が勝つと思うかもしれません。

しかし犬と猫の両方を飼育したことのある人なら、
おそらく全員意見が一致するのではないでしょうか。

犬と猫が戦ったら、猫の方が強い――と。
それがたとえ大型犬VS猫であってもです。

猫の強烈な武器は‘鋭い爪’

一昔前、庭につながれた犬が
塀の上を自由に歩く猫を見つけてワンワン吠える、
なんて光景がありました。

今でもあるでしょうが、室内飼育の犬が圧倒的な割合となった現在、
窓越しに猫を見つけて吠えるのでしょう。

犬には動くものを追いかける性質がありますから、
猫を見つけるとつい追いかけてしまいたくなるのはある意味仕方のないこと。

こういった場合、多くの猫は無駄な争いを避け、
さっさといなくなってしまうことでしょう。

ところが、たまたま猫を追い詰めてしまったような場合、
犬は後悔することになります。

なぜなら、猫には強烈な武器「鋭く尖った爪」があることを、
身をもって知ることになるからです。
これをお見舞いされた犬は、ほぼ間違いなく怯むことになるでしょう。

さらに猫パンチの連打が炸裂すると、
犬の戦意はあっけなく吹っ飛び、あとはもう逃げるしかありません。

おもしろがってけしかけるのは絶対にダメ!

最近はなにかというと動画に撮ってアップしたりしますよね。

犬と猫が対峙して犬がコテンパンにやられるのがおもしろいと、
わざわざ猫にけしかける人がいます。
これ、とても危険な行為ですから絶対にやめてください。

猫にパンチされた犬がキャンキャン鳴きながら逃げるだけ、
これがそんなに危険だとは思えない、という意見があるかもしれません。

しかし、仮にたった一発だとしても、
その猫パンチが犬の眼球に当たったらどうでしょうか?
同様に当たったのが鼻であっても危険です。

犬にとって鼻はとても重要な器官であり敏感なのですから、
そこに傷がつけばどれほどの苦痛があるでしょうか。

たまたま犬が猫にちょっかいを出してしまい、
その結果猫の怖さを思い知らされるのは学習と呼べるものです。

しかし、それを人間がおもしろがってけしかけるとしたら、それは一種の虐待と同じ。
犬も猫も人間のオモシロ動画のために生きているわけではありません。