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犬たちがペロペロとお水を飲む回数を数えてみました

この記事の目次

我が家で暮らす4匹の犬は、ドッグフードを食べる食器はそれぞれ決まったものがあります。
しかし、お水は共通。
好きなときに好きなだけお水が飲めるように、少し大きめの器に水を入れて、部屋のすみにぼんと置いてあります。

基本的に犬たちは家の中で放し飼い。
そのため、お水が飲みたくなったら勝手に飲む方式です。

この方法のデメリットは、それぞれがどの程度のお水を飲んでいるのか、よくわからないところでしょうか。
そこで、犬たちがお水を飲みにきたら、ペロペロと舌で何回すくっているのかをカウントしてみました。
正確な数値が把握できるわけではありませんが、感覚としてどの程度お水を飲んでいるのかが知りたかったのです。

基礎データ

まず基礎データから考えると、4匹のうちの2匹――ミニチュアシュナウザーはお水をよく飲む犬種として知られています。
反対に、イタリアングレイハウンドはあまりお水を飲まない犬種。
そして一番よくわからないのがパグとパピヨンのミックス犬でしょうか。
パグもパピヨンも、よくお水を飲む印象もなければ、あまりお水を飲まない印象もありません。
その2つがミックスされているのですから、どのような結果になるのかはいまひとつ不明です。

というわけで、どの程度のお水を飲んでいるのか、10月の中旬頃にカウントしてみました。
気温としては暑くもなく寒くもない日です。
また、散歩や運動の直後というわけでもありません。
我が家ではドッグフードにぬるま湯をかけて朝晩食べさせていますので、食後すぐではない、昼過ぎぐらいの時間帯に水飲みの状況をカウントしてみました。

ミニチュアシュナウザーおそるべし

さて、いよいよカウントです。
我が家の犬たちの中で、ミニチュアシュナウザーの2匹は必ずと言っていいほど、お水をきれいなものに取り替えた直後に水を飲みに来ます。
逆に言うと、お水を汲んでから少し時間がたっていると、飲まずに器の前に立ち、わざわざこちらを振り返って「水を替えて」とアピールしてくるんですよね。
もしかして、新鮮なお水を求めるのは多飲の遺伝子がなせる業なのでしょうか。

この日も、お水を取り替えると案の定、まずはミニチュアシュナウザー(9才・メス・体重5.7kg)がトップバッターとして登場しました。
数えることペロペロ24回。
えっ……、20回超え!?
いきなり多くてびっくりです。

そして次にやって来たのも、予想通りのミニチュアシュナウザー(7才・メス・体重7.1kg)。
ペロペロは21回でした。
わかっていたことではありますが、ミニチュアシュナウザーって本当によくお水を飲むんですね。

イタグレとミックスは……

シュナウザー2匹が飲んだ時点で、お水がけっこう減ってしまいました。
そこでもう一度お水を取り替えて待っていると、今度はイタリアングレイハウンド(10才・メス・体重4.8kg)が登場。
きっとあまり飲まないんだろうなぁと思いつつ見ていたら、なんとペロペロ3回で終わり。
え、少なっ!とこれはこれでびっくりしました。
少ないだろうとは思っていましたが、シュナウザーに比べてあまりにも少なすぎます。

そして最後に最も謎多き犬、パグ×パピヨンのミックスが登場しました。
その数ペロペロ7回。
……なるほど、水を飲む量が多い印象もなければ、少ない印象もないあたりです。
これが普通というか中道のラインなんでしょうか。

いまのところ、体調的には問題なし

念のため、この結果をかかりつけの獣医さんに相談しました。
結論としては、健康診断の結果などから見ても、特に問題なし、とのことです。

シュナウザーの水を飲む量が多いのは、やはり犬種の特性として尿石症が多いことが原因なのかもしれません。
本能的に結石を避けるためにお水をたくさん飲むのだとしたら、それはそれでなかなか大したものです。

お水を飲みすぎても病気の兆候。
飲む量が足りなくても、いろいろな体調不良の原因。
哺乳類の宿命とはいえ、犬も人も、水は本当に健康に密接しているんですね。