同じドッグフード缶なのに中味の量がまちまちなのはなぜ?
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ドッグフードというのはとても便利なものですよね。
総合栄養食のドッグフードを選べば、一緒に水を与えることで
一応栄養バランスの整った食事を愛犬に提供できていることになります。
とは言え、飼い主の心理としては何か一工夫したくなるもの。
しかし中途半端な食材をチョイ足しすると、
かえって栄養バランスを崩してしまうかもしれません。
そんな時は缶詰やレトルトなどのウェットフードを
バリエーションにとりまぜてみるという方法はとても簡単です。
缶詰の総合栄養食
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毎日のドライフードに缶詰やレトルトのウェットフードをチョイ足しするのではなく、
総合栄養食のウェットフードだけを食べさせる日を設定してみましょう。
これは、よほど食の細い子でない限り、大喜びすること間違いなしです。
ウェットフードはコスト的に見ると、
どうしてもドライフードに比べると高くついてしまうことが多く、
ドライフード並みに食べさせようとしたら家計に響いてしまうでしょう。
しかし、一週間に1日か2日程度ならいけそうではありませんか?
もちろん、ドッグフードはプレミアムフードを選んでいるのに、
缶詰は安いもので済ます……ということはおすすめできません。
せっかくドライフードの選択にこだわっているのなら、
ウェットフードも納得のいくものを選んであげましょう。
日本的な感覚とは違う外国産の缶詰
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プレミアムと謳われているドッグフードの多くは海外メーカーの製品です。
メーカーは米国やカナダでも、生産国はアジアだったりすることもありますので、
そのあたりもきちんと確認してから納得できるものを選ぶべきでしょう。
ところで、何種類ものメーカー、
いくつものラインナップの缶詰を開けていくうちに、あることに気がつきました。
――同じメーカーで同じ種類の缶詰なのに、中味の量が違う!?と。
国産メーカーの缶詰の場合、
フタを開けて中味の量が極端に違ったという経験は今のところありません。
国産というより、むしろアジアで生産されている缶詰には、
と言った方がしっくりくるような気もします。
これに比べて、欧米で生産されている缶詰は開けた瞬間に「あれっ!?」と
首をかしげたことがこれまでに何度かありました。
洋服の縫製などにもいえることですが、
どうも欧米はアジアに比べると仕上がりが大ざっぱ。
衛生管理が悪いとか殺菌処理が悪いとか
そういうことではないのですが、中味の量が多少多くても少なくても、
許容範囲におさまっていればOKという感覚があるのかもしれませんね。
実際に米国のメーカーに問い合わせてみたら…
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実はあるアメリカのメーカーに、缶詰の中味の量にばらつきがあるのはなぜか?
という質問状を出したことがあります。
いわゆるプレミアムフードと呼ばれるドッグフードを作っているメーカーで、
日本の市場価格としては高いほうの部類に入るでしょうか。
後日メーカーから寄せられた回答は以下のようなものでした。
『以前は規定量より多く缶に入れていましたが、缶詰のリニューアルに伴い、缶の構造上余分に入れる事が難しくなりました。
缶詰の水分量をチェックする工程で水分が多く入っている缶が出てきた際、水分を減らすとその減った水分の分が足りないグラム数になるのです。
なお、缶詰内に空洞ができるのは、水分量と圧力の関係です。』
……なんだか、わかるようなわからないような回答ではありますが、
とりあえずグラム数のバラつきはメーカーにとっては許容範囲ということなのでしょう。
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