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チワワの性格と特徴

この記事の目次

チワワの性格

チワワは言わずと知れた一番小さな犬種です。
小さくて可愛いけれど、その性格は活発でありながら神経質なところもあり、
甘く見ているとなかなか一筋縄ではいきません。

チワワを1匹で飼っていると臆病になり過ぎてしまい、
知らない人がくると物陰に隠れてしまう子もいます
が、

多頭で飼育しているチワワというのは
驚くほど気の強いところを見せることがあります。


そのため、チワワだけを複数で飼育していると集団で行動する姿が見られますが、
その結束力は他の小型犬種よりも強いかもしれません。

他の犬種とも仲良くすることはできますが、
チワワだけでまとめた方がよりその傾向は強くなるようです。

チワワの頭は壊れ物として扱わなければいけない

チワワの身体的特徴の一つでもある、
アップルヘッドと呼ばれる丸みを帯びた頭蓋骨ですが、
これには泉門と呼ばれる穴があいています。

ペコもしくはモレラと呼ばれることもあるこの泉門は、
頭蓋骨が完全に閉じていない状態です。

成長とともに閉じるといわれていますが、
チワワの場合はそのまま閉じないことがよくありますので、
注意しなければいけません。

頭蓋骨は脳を守っているはずなのに、
その一部に穴が開いている状態ですから、
頭に衝撃を与えることはとても危険な行為です。

つまり、チワワの頭は絶対に叩いてはいけません。

衝撃で意識を失うこともありますし、
悪ければ脳挫傷など深刻な損傷を負ってしまう可能性があるからです。

もちろん、故意に叩くだけではなく事故で衝撃を受けても同じことがいえます。
そのため、チワワを飼う家では家具の配置に気をつけたり、
急にチワワが飛び上がって頭を打つことがないように注意しなければいけません。

チワワのマズル

チワワのマズルは詰まっている方が可愛い!という風潮がありますが、
チワワの子犬を飼っていずれはドッグショーに出ようと考えているのでなければ、
マズルが詰まっていることで一般家庭におけるメリットはあまりありません。

マズルが短ければそれだけ気道が短いわけで、
その分体温調節がしにくくなりますから温度変化に弱くなりますし、
鼻水が過分に出やすいため炎症などを起こしやすくなります。

またイビキをかきやすいということは、
それだけ呼吸が苦しいことの表れでもあるわけです。

マズルがかなり詰まっている個体は体格そのものも小柄なことが多く、
チワワとしては質が高いと思われがちですが、
これはドッグショー的視点の影響であり、
家庭の犬を同じように考えてはいけないのです。

マズルが長くて体格が大きめのチワワを「デカチワワ」などと揶揄したり、
飼い主自らが卑下してしまうことがあります。

しかし、健康で長生きできる可能性の高い個体なのですから、
恥じる必要などどこにもありません。

幼児のいる家庭に極小チワワは危険

小さな子どもがいるから極小チワワを選ぼうとする人がいますが、
まったくもって認識を間違えています。

ただでさえ小さなチワワは、子どもが抱っこをしているうちに落としたり、
踏んだりすることで大怪我を負わされてしまうことがよくあります。

それが極小サイズなら、骨折で済んだ事故が死亡事故に変わるかもしれません。

そのため、小さなお子さんや活発な子どもがいる家庭で
どうしてもチワワを選びたいのであれば、標準サイズより大きいぐらいでもいいくらいです。