絶対に薬を飲み込まない犬との闘い
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犬に薬を飲ませたことがありますか?
フィラリア予防のカルドメックチュアブルなどは
犬用のおやつにそっくりなので苦労しませんが、
錠剤を上手に飲ませることができない飼い主さんは意外に多いのだとか。
錠剤はどのようにして飲ませていますか?
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一番簡単なのは錠剤を粉状にして餌に混ぜてしまう方法です。
食いしん坊の犬であれば粉状にしなくても
錠剤を混ぜておくだけで一緒に食べてしまうことも珍しくありません。
しかし、中には餌を全部食べない子もいます。
また、器用に錠剤だけを残してドッグフードを食べる犬もいます。
こんな場合は薬を単体で飲ませるしかありません。
チーズや柔らかめのジャーキーなどに埋め込んで食べさせる方法は簡単ですが、
そうなると薬のたびにおやつを与えることになり、
そのせいで肝心のドッグフードを食べる量が減ってしまったとしたら困りもの。
それに、いつでも都合よくおやつがあるとは限りません。
そうなると、やはり錠剤だけを飲ませることができれば一番なのですが……。
喉の奥に放り込む
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一番オーソドックスなのは、犬の口を開けさせて喉の奥に錠剤を放り込み、
その後しばらく口を手でつかんでしっかり閉じさせておくことです。
ゴクリと飲み込んだら口の中を確認し、錠剤がなくなっていればOK。
ところが、慣れない人にはどうやらこれが難しいようです。
上手く喉の奥に放り込めなくて口の横にくっついてしまったり、
歯茎などに貼りついたまま口内に残ってしまうこともあります。
これを防ぐためには、錠剤を口の中に放り込んだらしっかりと口をおさえ、
嫌でも飲み込むように促すしかありません。
絶対に飲み込まないスゴ腕の持ち主
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犬の中にはプロ級の腕前と評したくなるほど、見事に錠剤を飲み込まない犬が稀にいます。
口の奥に放り込み、かなり長い時間口をおさえていても、
それでもペっと吐き出してしまうのです。
中には口から手を放した後すぐには吐き出さず、
飼い主がもういいだろうと油断した隙にペっと吐き出してしまうツワモノも。
そうこうしている間に錠剤が溶けてなくなりそうなものですが、
これが案外残っていたりするので厄介なのです。
しかし、こういうタイプの犬との攻防は必ず楽しい思い出に変わるんですよね。
こちらも油断したふりをして吐き出した瞬間にくるりと振り返って
現行犯逮捕したときなどは「勝った!」と大人気なく大喜びしたことがあります。
犬との生活はこんな些細なことが楽しいのかもしれません。
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