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犬の頭に蚊がとまった…!

この記事の目次

蚊が飛んでいるとものすごく嫌な気持ちになりませんか?
絶対に刺されたくありませんし、もちろん犬の血も吸わせたくありません。

もしも飛んでいるのを見つけたら、なんとしても叩いてやっつけたくなりますよね。
どこかにとまった瞬間にバチンと叩き、見事にしとめると「よしっ!」と妙な達成感を感じます。

しかし、もしも蚊がとまったのが愛犬の頭だったらどうしますか?

あ!犬の頭のてっぺんに蚊が…!

室内には電気式の蚊取りがつけてありますから、
それほど蚊がブンブン飛んでいるわけではありません。

しかし、それでもときには蚊がフラフラ~っと飛んでいることがあります。
そしてその蚊がよりによってパグとパピヨンのミックス犬の頭にとまったのです。

この犬、実は生まれつき頭のてっぺんに小さな十円ハゲがあります。
蚊はちょうどそのハゲのあたりにとまりました。
このままではハゲの部分から血を吸われるかもしれない…!

思わず、条件反射のように叩いてしまったんですね、犬の頭を。
しまった!と思ったときにはもう遅く、
犬にしてみればいきなり頭を叩かれたわけですから、
恐怖で目を剥いてかたまってしまいました。

お前の頭に蚊がとまっていたから叩いただけで、
お前のことを叱ったわけじゃないんだよ、叩いたおかげで血を吸われずに済んだんだよ、
などという言い訳が通じるはずもありません。

無闇に犬をおびえさせてしまい、なおかつ叩く瞬間に
「叩くのはまずい!」と躊躇したせいでクリーンヒットさせることもできず、
結果蚊を取り逃がすという二重の失敗に。

結局、いきなり犬を叩いたひどい飼い主となり、
おまけに憎っくき蚊を取り逃がすという失態を演じた間抜けな飼い主にもなったわけです。

犬に蚊がとまったらどうするべきか?

以前、シェパードの頬のあたりに蚊がとまっているのを見て、
思わず平手打ちをかましてしまったこともあります。

あのときも、しまったと思ったときはすでに叩いていた後で、
犬に悪いことをしたなぁと反省したのですが、蚊という存在は本当に
「叩き潰してやりたい」という気持ちをメラメラと燃やすものがあるんですよね。

とはいえ、やはり犬にしてみれば
飼い主にいきなり叩かれるという行為は百害あって一利なし。

となると、もしも犬に蚊がとまっているのを発見したら、
叩くのではなく軽く払うだけにとどめ、そのまま蚊の行方を目で追って、
違う場所でやっつける
しかありません。

もちろん、大前提としてフィラリアの予防は必ずしておきましょう。