単に器の小さい犬だった…
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我が家には現在4匹の犬がいます。
パグとパピヨンのMIXが1匹、イタリアングレイハウンドが1匹、
ミニチュアシュナウザーが2匹です。
このうち、ミニチュアシュナウザーはどちらも毛が白いのですが、驚くほど性格が違い、
「あんたら、ホントに同じ犬種なの?」と聞きたくなるほど、あらゆる面で似ていません。
なぜミニチュアシュナウザーの白なのか
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そもそも、なぜミニチュアシュナウザーの白が2匹いるのかといえば、
それはこの2匹とは別の犬に遡ります。
まだこの子達が我が家に来る前、事情があって
1匹のミニチュアシュナウザーの白毛の犬を預かったことがありました。
これがもう、びっくりするぐらい賢くて、当時は寒い時期だったのですが、
ストーブの前に自分でクッションをくわえていき、他の犬がマネをしようとして失敗すると、
その子の分のクッションも運んでいくような犬だったのです。
おまけに愛想はいいし、教えたことはすぐに憶えてしまうしで、
「ミニチュアシュナウザー最高!」と思ったものでした。
あれ?なんか違う…
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そのシュナウザーを預かったのは
ほんの短い期間のことだったのですが、その時の衝撃が忘れられず、
その後縁あってミニチュアシュナウザーを飼うことにした時は、迷わず白毛を選びました。
他の毛色の子も賢いに違いないとは思いましたが、
なんとなくノスタルジックな気分で白毛を選んだというのが正直なところだったでしょうか。
そしてやってきた子犬は、それはもうヌイグルミかと思うほど
可愛いホワイトシュナウザーでしたが、なんというか微妙に違うんです。
確かに物覚えは良く、トイレなどはほぼ一発で理解してしまい、
以来トイレの失敗は一度もありません。
でも何かが違う……。
そしていよいよ寒い季節のある日、
そのシュナウザーはストーブの前の床にちんまりまるまると、
「床が冷たくて辛いよ、死んじゃうかもしれないよ…」
とでも言いたげな目でこちらをチラチラと見上げてきます。
見かねてクッションを運んでやると「ホント、気が効かないわよね」とでも言いたげな顔で、
愛想の一つもなくさっさと寝てしまうありさま。
「おいっ、あの子は自分で運んでたぞ!?」とツッコミたくなりましたが、
今のところ自分で運びそうな気配はまるでありません。
おまけに、クッションに他のメンバーが近づいてくると、
「あっち行け」とばかりに追い払おうとする始末。
……そこで気がつきました。
あのシュナウザーもコイツも賢さに変わりはありません。
しかし何が一番違うのか。
それはおそらく器の大きさです。
そして2匹目のホワイトシュナウザーも予想の斜め上をいく犬でした。
これについては、また別の機会に…。