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他の犬のドッグフードはおいしそうに見える?

この記事の目次

我が家の4匹の犬達は基本的に全員が同じドッグフードを食べています。
年齢別にシニア用、アダルト用などと使い分けてはいません。

例外的に子犬の時期だけはパピー用を食べさせますが、
それ以降はアダルトを中心としてメニューを組み立てています。

たまにある例外のとき

そんな中、ごくたまに4匹が違うドッグフードを食べる場面があります。

たとえばドッグフードの在庫がきれてしまったとき。
とりあえずの急場しのぎでメーカーからもらった試供品などを
食べさせることがあるのですが、そういうときは一番お腹が強くて
食べ物にアレルギーのない子
が優先的に食べてもらうことにしています。

フードの種類によってお腹の調子に影響が出やすい子は、
体質に合わなかった場合困るからですね。

そして、そんなふうに1匹、もしくは2匹が
いつもとは違うドッグフードを食べることになった場合、
残りの犬達は必ずうらやましそうに
その新しいドッグフードの盛られた食器を覗き込みにいきます。


それぞれの食器は決められているため、
基本的に自分の食器以外の器に盛られたドッグフードに手を出そうとはしません。
しかし、明らかに中味が違うことに気づいているのです。

まあ、新しいタイプのドッグフードの場合、
なんとなくおいしそうに感じる気持ちはわからなくもありません。

しかし、あきらかにおいしくなさそうなドッグフードであっても、
見慣れぬタイプのフードには何か特別感を感じているようなのです。

食べることになった犬も、
どこか優越感を感じているように見えるのは気のせいでしょうか。

心臓病用の療法食

4匹のうち1匹は僧帽弁閉鎖不全症のため、現在血管の拡張剤を飲ませています。
そして一時期ですが、心臓病用の療法食を食べさせていたことがありました。

療法食のドッグフードというのは、
基本的に普通のフードに比べるとあまりおいしそうな感じがしません。
人間でさえそう思うのですから、嗅覚の鋭い犬にとっては
なおのことおいしくないのではないでしょうか。

そのため、食い気にムラのある子などは食べなくなることもあるそうです。

幸い、我が家の犬は食欲が毛皮を着て歩いているような犬なので、
どんなフードでもまずペロリとたいらげてしまうのですが、
そんな犬でさえも「あれ?」という顔をしたのですから、
やはりおいしくないのでしょう。

ところがです。1匹だけ器に療法食を盛りつけると、
あきらかに他の3匹がうらやましそうな顔で器を覗き込むんですね。
人間は「特別」が大好きな生き物ですが、どうやら犬もそうみたいです。